■2008/08/08(金)

NO.2  トラブル続出



いつものつもりで、気楽に構えていたら、今回はいろんなトラブルが重なって、昨日から大騒ぎ!


トラブルその1

以前からスタンフォードのこの地域は、携帯が入らない(住民運動でアンテナを建てさせない)
それでも、家電話とインターネットがあるから何とかなると思って来てみたら、なんとインターネットが数日前からダウンしていて、おまけに最近、家電話もPCのIPフォンに切り替えたらしく、外部との通信手段を一切断たれてしまった(笑)

車で麓の町の手前まで降りて行って、携帯をつなぐ。
日本との時差は、ほぼ昼夜逆転しているので、メールしか確実な情報が入らない。
しかも数日前の嵐でサテライトのアンテナが壊れたらしく、テレビも映らず・・・北京オリンピックは果たして無事なのだろうか?
ああ、ニューヨークで「陸の孤島」。(笑)


トラブルその2

これが一番焦った。
最近特に飛行機の手荷物検査がうるさいので、極力、工具は持ち運ばないようにしている。
今回もほとんど手ぶらでやってきて、到着してから確認したら、どうやら前回、工具を入れ替える為に、ほとんど日本に持ち帰ってしまったようだ(泣)
来る前に、こちらのスタッフに確認したら「工具は箱に入っている」と言っていたので深く考えもしなかったのだが・・・。
昨日開けてみたら、その箱は弦やチューニングピンやセンターピン等の部品の箱だった。
単純なミスとは言え、チューニングハンマーすらない(笑)
これではピアノを前にして、調律すらできない(笑)
調律師として、風上にも置けない恥さらしだ、
しょうがない。反省して、風下にいる事にしよう(笑)

とりあえず友達のルイスの所まで車で走り、工具を借りて、足りないものはホームセンターで揃えて、今日からピアノの仕上げに入る。
慣れない工具を使い、ない工具は自分で作り、ピアノをコンサートコンディションに仕上げる。
インターネットもテレビも電話もない静かな空間が、かえって幸いした。
夜は、爽やかな高原のようなデッキでみんなでBBQ。
20時でもまだニューヨークは明るい。





■2008/08/08(金)

NO.1  修善寺



今日は二人で温泉の名所「修善寺」に行って来ました。
もちろん、温泉に入るためではなく、修善寺ジャズフェスティバルにピアノを持って行ったのです。
アキコ・グレースのピアノと赤木リエさんのフルート、伊藤芳輝さんのギターのトリオです。

修善寺境内に設置された屋外ステージで、完全野外、屋根なしです。
持ってきたピアノは最近屋外での活躍が多いSWのフルコン。
日が陰るのを待ちステージにあげましたが、確認だけして調律はしません。
夜に向かって刻々と変わる温度、湿度。
できるだけ本番に近い状態で触らないと悲惨な事になりるので、リハ後に調律です。

夕暮れ時の広い空の下、ヒグラシの声をBGMに聞きながら、修善寺の本堂がライトアップされ、何とも解放感溢れる中での調律となりました。
こんな場所でのアウトドア調律は中々気持良いです。
短時間での調律を余儀なくされましたが、それでも大丈夫だったのは、前回の使用時には社長が調律していたので、あまり狂っていなかったからです。

本番は蝉が合いの手を入れ、アンコールでヴァイオリンとバーカッションが飛び入り(友情出演)し、各々の音色を境内に美しく響かせていました。
地元の皆様で作り上げた素敵なコンサートでした。
(N)




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