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今日から3日間、三鷹市芸術文化センターの風のホールでレコーディングです。 ピアノはニューヨーク・スタインウェイのF1を持ち込みます。 この録音の為にニューヨークから来日したピアニストTさんの、リストをメインにしたアルバムを作ります。
朝9時に搬入。私の本にも出てくる、あの三鷹市芸術文化センター。 こうやって、このホールのステージに立つと、過ぎ去った年月が何だか懐かしい。もう10年以上も前の話です。 あの頃に比べると業界も随分変わったなぁ…と思いながら調律をやっていると、さっきからピアノのまわりに見慣れないマイク。 良く見ると、KENWOODの文字が! そうか、今回は懐かしいトリオレコードの録音だ。
今は名前が変わってしまったけれど、私も昔、トリオレコードのLPを持っていました。 録音は青山タワーホール、杵淵さん調律したベーゼンドルファーインペリアルを宮沢明子が弾いたシューマンの「子供の情景」で、たしか白いジャケットだった。 何度もそのベーゼンドルファーの音色を聴いて、頭に叩き込んだ思い出があります。
モニター室にはエンジニアの手作りの機器が並び、正に純国産。 クラシックの録音では、B&K SCHOEPS以外のマイクはほとんど使われなくなっているので、この試作品のケンウッド、純国産マイク(ファンタム電源何と200v)は楽しみです。
そうこうしているうちにピアニスト到着。 何しろ今日初めてお会いするので、タッチも音色の好みもわからない。 こんな時は便利なF1、2ndアクションも持ってきた。 弾き比べてもらって、どっちが好きかわかれば、時間の節約。 どうやら、2ndのほうがお好きらしい。でも鍵盤の軽さは1stのほうが良いとの事なので、急いで1stアクションの音色を2ndに合わせる事にした。 20分で終了して、早速リハーサル開始。 鍵盤の重さを変えるより音色を変えるほうが早いからね(笑)
無事1日目終了。三鷹は通えるから便利。
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